ウインドウフィルムに
ついて

ウインドウフィルムとは

ウインドウ・フィルムは、窓ガラスに貼付してガラスの機能を損なわずに、新しく様々な機能を付加するフィルムです。
主な機能として次のような機能が上げられます。

  • ① ガラスの飛散防止機能
  • ② 日射調整機能
  • ③ 防犯機能
  • ④ 装飾機能
  • ⑤ 紫外線カット機能 など
  • ⑥ 防災機能

また、使用用途に応じて、建築用と自動車用の2種類に分類されます。

ウインドウフィルムの種類

【建築用ガラスフィルム】
ガラス飛散防止フィルム

窓ガラスが割れた際のガラス片による人体への被害を最小限に抑えることを目的として、割れたガラス片の 飛散を防止するためのフィルムです。窓ガラスへの人体衝突による破壊や地震時の窓枠の変位による破壊を 想定しています。

【建築用ガラスフィルム】
日射調整フィルム

日射調整フィルムには、窓ガラスから侵入する太陽の日差し(日射熱)を効果的に遮へいし、冷房負荷の低減を目的とした「遮熱フィルム」と、遮熱機能を有したうえで、冬期に暖房した室内の空気が窓から逃げるのを抑える断熱機能を有する「低放射フィルム」の2種類があります。
これら「省エネ」フィルムは、快適な室内環境をつくるだけでなく、冷暖房効率を高め電気代や暖房費の低減に貢献できます。

【建築用ガラスフィルム】
ガラス貫通防止フィルム

貫通防止機能を有するフィルムとしては、窓ガラスの暴力的破壊行為による侵入犯罪を抑えることを目的とした「防犯フィルム」と、台風などによる飛来物が室内に飛び込むことを防ぐ「防災フィルム」の2種類があります。 (日本ウインドウ・フィルム工業会会員製品に限る)
「防犯フィルム」は、フィルムの基材厚が350μ以上で、JIS A 5759の鋼球落下試験A及び官民合同会議の試験に合格した製品とその「みなし基準」に適合した製品が対象となります。
「防災フィルム」は、JIS R 3109に従い実施された衝撃試験において合格した加撃体Cと加撃体Aの2種類に分類されています。
加撃体C対象製品は、フィルム基材厚が350μ以上(防犯フィルムと同厚)、加撃体A対象製品はフィルム基材厚が100μ以上あることと規定され、防犯フィルム同様「みなし基準」を適用しています。

【自動車用ガラスフィルム】
自動車ガラスフィルム

自動車用ウインドウフィルムは、車内からの良好な視界を保ちつつ、車外からの視線をカットするプライバ シー保護の効果や、有害な紫外線から肌を守る紫外線カット効果、ガラス破損時の破片の飛散防止対策効果、 日射の熟エネルギーのカット効果など、多くの機能を兼ね備えた製品です。